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3次元CADを利用した21世紀のものつくりの取組み (第3回) |
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齊木英夫氏 |
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リードタイム短縮のために |
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これからのCADに何を期待するか |
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今までのCADは「形状情報を作りこむ」という使われ方が主体でした。近年はPDMが入ってきて「構成情報くらいいけますよ」と言われていますが、本当にその程度ですむんでしょうか。 もうひとつ見方を変えると「CADを入口にしていろんなものと結びつけたらどう?」というコンセプトでCADをポータルとして利用する考え方もあるかなと思っています。たとえばバルブのレイアウトをしながら設計計算が必要な部分はCADからエクセルにデータをはきだして、結果をまた戻す、という風に連携させる。そのほかにも、メールシステムとか、そういった道具との連携を取れるシステムが必要なのではないか、と思っています。 我々がデュアルディスプレイと呼んでいる方式もその一つです。パソコンに2つの画面を繋げて、片方にCADCEUS、片方にESPRiというように、2つのディスプレイを見ながら設計します。CADCEUSで履歴再生をしているあいだに、もう一方のディスプレイで他のいろいろな設計検証をしてみる、といったことができます。デュアルディスプレイはグラフィックカードが対応していれば、簡単にできますので。場所があればトライしてみるといいですね。 「21世紀のCADはどうなる?」という問題について、私としてはこんなふうにまとめています。 クリエイトする「創り」と「作り」をもっと意識したCADであってほしい。デザインという領域をもっと大切にしたい。そのために、CADはモデリングCADから脱皮して、もっと「創り」の部分を考えられるCADにしなくちゃいけない。 それから、自動車会社も、ある一社でCADが決まるとそのグループは同じCADを使わなくちゃならないという世界があるようですけど、そういうんだと何のためにCADをつかうのかわからない。自分がやるこの仕事に一番いいCADは何か考えて、適材適所で使うべきなんじゃないか。マルチCADプラットフォームでCADデータのことを意識しないで複数のCAD機能が使えるようにしたいですね。 その課題を解決するためには形状以外の品質の定義というものをきちんと作っていかなくてはなりません。これはコンピュータ、ITだけでは解決できません。
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| 「3次元CADを利用した21世紀のものつくりの取組み」はこれで終了です。 | ||||||||||
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