| インターネットセキュリティ講座 |
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| はじめまして、株式会社ネットワークボックス・ジャパン(NBJ)代表取締役社長の坂野直人(ばんのなおと)と申します。 |
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| インターネットの歴史 |
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| 仕事やプライベートで、インターネットのない生活を想像できますか?日本でインターネットの商業利用が開始されたのが1994年です。10年も経たないうちに、インターネットはいまや私たちにとってなくてはならない社会インフラとなりました。インターネットのセキュリティの話をする前に、その歴史について簡単に振り返ってみましょう。 |
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| インターネットの脅威(Threat)とは? |
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| みなさんはコンピュータを使っていて、こんな目にあったことはありませんか? |
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| インターネットに潜む脅威の実態 |
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| では、インターネットに潜む脅威には具体的にどんなものがあるのか見ていきましょう。 |
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| 【ハッカー(Hacker)】 | ||
| 日本でも海外でもハッカーは「悪者」というイメージがありますが、もともとはコンピュータの達人に対する「尊称」だったのです。参考にRFC1983によるハッカーの定義を示します。(和訳筆者) システムやコンピュータおよびコンピュータネットワークの内部機構に関してとりわけ深い知識を持つことに喜びを感じる人物。この言葉はしばしば”cracker”を正しい用語として用いるべき蔑視的な文脈において誤用される。 |
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| 【クラッカー(Cracker)】 | ||
| インターネットで悪質な行為を行う輩は、正式には「クラッカー」と呼ばれています。残念ながら正統派のハッカーがいくら啓蒙を試みても、一般的にはクラッカーという言葉は普及していないようです。この講座でも、申し訳ないですが、悪い意味でもハッカーという言葉を使います。ちなみにRFCによるとクラッカーとは次のような人物をさすのだそうです。 クラッカーとは許可を得ないでコンピュータシステムへのアクセスを試みようとする輩のことである。ハッカーとは対照的にこの連中は多くの場合悪意に満ちており、しかもシステムに侵入するために思いのままに操ることのできる多くの手段を持ち合わせている。 |
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| 【コンピュータウィルス】 | ||
| パソコンでインターネットを利用し続けている限り、いつの日かコンピュータウィルスに遭遇してしまいます。古くはフロッピーディスクやCD-ROMから感染が広がり、その範囲も限定的でした。しかしながら最近ではメール経由で感染するタイプが主流になり、さらにはWebサイトを閲覧しただけで感染するタイプのウィルスも現れています。ブロードバンドの普及の影響もあるでしょうが、SQLスラマーのように最初の発見から3分以内で全世界に感染を広げてしまう驚異的な増殖力を持ったものも登場しています。 |
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| 【スパム(SPAM)メール】 | ||
| スパムとは、いわゆる未承諾広告やデマメールのような招かれざる迷惑メールの総称です。同名の食品ブランドとか、モンティパイソンのホームページの某コーナーにその名の由来があるようですが、なぜこの種のメールがSPAMと呼ばれるのかよく判りません。Network
Box Corporationのデータによると、ひとつのネットワークが1週間に平均して受信するスパムメールの数は、2002年の実績で610件にのぼるそうです。仮にひとつのネットワークに50人のユーザが接続しているとして、各人が1営業日あたり2件以上のスパムメールを受け取っていることになります。 |
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| 【盗聴】 | ||
| 本質的にオープンなインターネットでは、何もしなければデータは「平文(Plain Text)」という裸の状態で転送されます。本当にオープンだった時代であれば誰に見られても支障はなかったのでしょうが、現在のように商業利用されている場合は、当然機密情報も多数含まれているはずです。もちろんこの状況をハッカーが見過ごすはずがないわけで、インターネットを飛び交う情報を盗聴する専用のソフトウェアも実際に存在します。データを暗号化しない限り、インターネット上の通信は常に盗聴のリスクを抱えているのです。 |
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| 【内部者の犯行】 | ||
| 米国のFBIを含む機関の調査によると、米国企業が被ったコンピュータ不正利用被害の約80%が内部者の犯行によるものであると報告されています。日本でも企業や団体の内部者による機密情報の流出が社会問題化してきています。そこまで深刻なケースでなくても、就業時間中に業務と関係ない趣味のサイトを閲覧したり、通販で私物を購入したり、プライベートなメールを送受信したりということは日常行われていると考えられます。日本では公式の調査結果はないようですが、些細な不正利用でも積み上げれば多大な損害を企業にもたらしていることは容易に想像できます。 |
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| 【ソーシャルエンジニアリング(社会工学)】 | ||
| これはインターネットから直接流入する脅威ではありませんが、間接的にハッカーの侵入を許してしまう悪質な行為です。会社の幹部や管理者を騙って「なりすまし」を行い、ログインのためのパスワードを聞き出す行為や、企業が排出するゴミからパスワードを盗み出す行為はソーシャルエンジニアリングに分類されます。また有名な企業のWebサイトになりすましてユーザを騙すケースもありますが、これもソーシャルエンジニアリングの一種だと思います。 | ||
| 次回(第2回)は? |
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| 今回の講座ではインターネットに潜む脅威の概要について説明いたしました。第2回以降では個々の脅威の具体的な側面についてもう少し詳しく見ていきたいと思います。 株式会社ネットワークボックス・ジャパン |
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| 第2回につづく・・・ | ||
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