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CADCEUS V7のご紹介 (第1回)


CADCEUSの次世代バージョン「CADCEUS V7」。今回は日本ユニシス(株)でCADCEUS V7の開発リーダーを務める笹尾より、最新機能についてのご紹介をいたします。

     

製造業に求められるもの

  製造業の目指すところ、それは言うまでもなく、商品力の向上です。市場ニーズを的確に捉え、市場にマッチした商品を、より早く、より安く市場に投入することが製造業の使命です。
これを実現するための究極の姿を、私たちは「超短期最適品質製品開発」と呼びます。そのためには次の3つの側面が重要であると考えます。

早期商品力評価
・ 企画構想段階で、機能や性能、あるいはコストを評価できるような仕組み
・ 設計工程での変更が「後工程」「コスト」「工期」に与える影響を、より早期に把握する仕組み

開発プロセスの同期化
・ 全ての製品開発プロセスを見直し極限まで同期化することで、工期を短縮
・ 後工程での品質の作りこみを前倒しにすることで、手戻りを撲滅する

最適化・自動化の追及
・ これまで培った様々なKnow-howや内外の知識を活用して、開発工程そのものの自動化や部分的な自動化、最適化を追及する

これらをIT面からどのように支援するかが、私たちに与えられた課題です。

     
 
     

実現のためには何が必要か

  早期商品力評価」のためには、製品開発に関する全ての情報がDigital化され、共有・再利用可能である必要があります。3Dモデルは元より、仕様、コスト、期間、開発プロセス、製品要件、設計要件、製造要件、開発のためのリソースなどなど、様々な情報を対象とする必要があります。
こられのうち大部分は、すでにeBOMや、CAX、PDMという形で、個別の開発工程においてDigital化され活用されています。いま必要なのは、これら全てを「決まったアクセス方式で」「誰もが」「どのような工程においても」参照、更新、再利用できるような環境です。この環境を提供するためには、製品開発工程にマッチし、製品情報だけでなくプロセスやリソースといった開発情報全般を管理する仕組みが必要となります。この仕組みを、「プロジェクト指向の情報管理」と呼びます。
 
 
また、「開発プロセスの同期化」のためには、プロジェクト指向の情報管理に加えて、これらの情報を開発工程を跨って共有できるメカニズムや、関連するアプリケーション同士・開発者同士の連携を可能とする仕組み、即ち「情報共有インフラによるコラボレーション環境」が必要となります。

さらに、もう一つの大きな要件である、「最適化・自動化の追及」のためには、標準化や自動化の道具が必要となることは間違いありません。しかしながら、製品開発において自動化できるプロセスは、それほど多くないのも事実ではないでしょうか?
最適化・自動化が可能な分野は、どんどん実施する。自動化が困難な創造的分野については、Know-howや知識を作業の中で有効利用できる仕組み、即ち、試行錯誤を支援する仕組みを考える。という2面での対策が必要となります。複雑な形状生成や、めんどうなモデリング作業はできる限り自動化し、機能や性能を作りこむという本来の設計行為に設計者を解放するのも、ITの進化の大きな役割と言えます。

 
 
     

What's CADCEUS V7?

  ここまで述べた課題の克服を支援するために、CADCEUS V7が提供する機能をご紹介します。

現在の主流である5Rシリーズでは、他に類を見ない、究極のハイブリッド・モデリング機能を搭載し、さらに、世界最高レベルのパラメトリック性能を追加することで、モノづくりに必須の詳細なモデリング性能をご提供しています。また、CADCEUS PressDesign、CADCEUS MoldDesignを始めとする型設計専用機能群の提供により、金型製造業界ではシェア一位の座を占めています。また昨年度より、Windowsとの親和性を確立し、洗練された操作性へと変貌したCADCEUS V6の提供を開始しました。しかし、これだけでは先の目標である「超短期最適品質製品開発」に近づくために十分であるとは言えません。

そこでCADCEUS V7では、プロジェクト指向の情報管理の仕組み(Design Information Manager)、及び、知識によるCAD駆動の仕掛け(Design Knowledge Sheet)を追加します。また、これらを支えるインフラとして、部品、アセンブリの取り回し性を向上するとともに、汎用的なカスタマイズツールを順次ご提供して行きます。

     
     
    第2回につづく・・・
     
   
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