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製造業におけるPDM


今回から2回にわたり、日本ユニシス・エクセリューションズ(株)メカニカルソリューション事業部にて、ビジネスプロデュースに携わる森田より、製造業におけるPDMの概念について説明させていただきます。第1回は、PDMで扱う製品設計に関する情報についてです。

     

1. はじめに

 

今回は製品情報管理システム−PDM(Product Data Management)の概要をご説明します。

   

2. 製品設計に関する情報とは 

 

製品を設計するためには、

 製品を定義するデータ → 【製品情報
 ■製品情報を作成する業務の流れ → 【業務プロセス

の2種類の情報が必要です。

   

2-1. 製品を定義するためのデータ 【製品情報】

 

製品情報の代表的なものとしては部品表、図面、文書、3Dモデルなどがあり、1つの製品を製造するための製品情報には以下のような関連があります。

 

図1 : 製品の製造に必要な製品情報
   

2-2. 製品情報を作成する【業務プロセス】

 

次に製品開発の業務プロセスを考えてみます。プロジェクトを立ち上げ、時間の経過とともにプロジェクト内の業務の連鎖によって文書・部品表・3Dモデル・図面等、などの製品情報が作成されていきます。この業務の連鎖をワークフローと呼びます。それぞれの業務を○であらわし、イメージ化すると次の図のようなイメージになります。

 

図2 : ワークフローのイメージ
   

3. PDMの定義

 

PDMはこれら製品設計に関するすべての【製品情報】と【業務プロセス】を管理するデータベースシステムです。製品開発工程全般における各業務のQ(品質)、C(コスト)、D(納期)の改善に必要な情報を整理・蓄積し容易に利用することができます。一般的にPDMシステムは次の3つの基本機能をそなえています。

  1. データ管理機能
    製品仕様を定義するデータ群(部品属性、技術文書、CADデータ、図面データ)を一元的に管理します。
  2. 構成管理機能
    部品と部品、部品と図面やCADデータとのリンク情報を管理し、設計部品表のイメージのユーザインターフェースを提供します。
  3. プロセス管理機能
    業務フローをサポートし、業務プロセスの可視化・合理化を可能にします。
 

図3 : PDM使用時の画面イメージ
   

次回は

 

PDMがもつ各機能の詳細についてご説明いたします。

   
    次回へ続く・・・
     

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